寿限無 寿限無 いつも笑顔を忘れずに。
「中山さん、最近オススメの曲はなんですか?」
「落語です。」
「はい?」
「あ、いやだから落語のCDを聴くのにハマってます。」
・・・とゆうわけで、図書館で落語のCDを棚の端から順番に借りて
曲作りの合間に聞くのがプチブームです。
悲しみも、迷いも、笑いに変えて。
それが人間に生まれた私たちの
一番素敵な武器なのではないでしょうか。なんて。
「いやぁ〜、先日マッカーサーが来たと思ったらもう夏ですよ!」
「どんだけー!!」
とゆう具合に。笑
なので、今日は落語風に閉めて終わりにしたいと思います。
テンテケテンテケ〜
(パチパチパチ)
「あそこの団子屋の娘、呉服屋の旦那にほの字みてぇだぞ。なんだい唐突に。どこからそんな話出てきた。いや、噂が広まっててよ。それだけか?それだけでさぁ。なんだいそりゃぁ。俺にはただ目上の人に気を使って話してる様にしか見えねぇがなぁ。言われてみりゃそうかもしれねぇ。まったくお前さんはいい加減だなぁ。でもまぁ人の心は誰にもわからねぇんだから勘違いの一つや二つや九十はあって当たり前だろう。いやいや九十はありすぎだろう。お前さんなぁ、人の数だけ生き方があるんだ。決めつけちゃいけねぇ。誰がなにしようと、何考えようといいじゃねぇかぁ。そうかもしれねぇだがな、粋な奴ってぇのは、秘密とやらを黙って胸の内にしまっておくもんよ。それをまき散らして周りを巻き込むってぇのは野暮ってもんよ。聞きたくもねぇ話も、聞かなくていい話もこの世には沢山ある。人の数だけな。だから、お前さん噂や、自分もこうだからってだけで、他人を決めつけちゃいけねぇよ。 今日は語るじゃねぇか。いいことでもあったのかい。お、たまには人の心が読めるじゃねぇか。なんだい何があった。いや実はな、団子屋の娘に告白されてよぉ。なんだって!?俺も惚れてたのによぅ。それを言っちゃぁ、野暮ってもんよ。お前さんも野暮だろう。 」
テケテケテケテケ〜
(パチパチパチ)
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