夜行
先日発売された中島みゆきさんの
LIVE映像は、一曲目の
「もう桟橋に灯りは点らない」
「やまねこ」で、胸を射抜かれたのだけれど
第3部の19曲目に唄った「夜行」LIVEバージョンを聴いた時
涙が止まりませんでした。
「夜行」
どんなに心優しくても
口下手な奴なら
きっと後ろめたい何か
あるに違いないと決められる
ふところに入れた手は
凶暴な武器を隠しているに
違いないと見られる
本当は散りそうな野菊を
雨から隠してる
わざと胸をあけてバカをやって
凍えきって風邪をひく
夜行の駅で泣いているのは
みんなそんな奴ばかり
夜行の駅で生きているのは
みんなそんな奴ばかり
自分の事を、やさしいと思った事はないけれど
悔しいことや言い返せないこと
沢山あると思います。これからも。
でも、この唄を聴いていると
私にとって、そんな奴らばかりの夜は、闇は
最高に眩しい場所です。
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